カラダとココロのスイッチオフする生活

仕事・家事・育児で頑張りすぎない為に

引きこもり

夏休みが終わって、新学期というこの時期。新聞メディア各種、《しんどければ学校に行かなくても良い》と報道している。

ウチの子も、不登校になりかけた。少し出た杭は打たれやすく、よく絡まれた。

学校に行くと、訳のわからない事で絡まれるからと、私の出勤後に家で過ごしていた事が何回かあった。発覚したのは、担任の先生からの電話。

出過ぎた杭は打ちようが無いから、もっと出ろと言った。

《義務教育とは、日本人として身に付けるもの。教育は権利主張するものではなくて国家を支える為の義務である》と、中学生の子供に言い続けた。税金を使うのである。当然のことだと、私は自分の父に教えられた。学校に行き、自由に勉強出来る事が有難い事だとも。

担任の先生には本当に迷惑をかけたが、中学校は無事に卒業した。その後、高校はインフルエンザと1日のズル休みしただけで、楽しく過ごした。

まだ、幼い子供に楽な方を選ばせるのは、慎重にするべきだと思う。

逃げ道があるのは必要だけれど、いずれ成長したら自分で問題解決して生活していかなければならない。

学校は、その前のプチ社会である。

小学校は6年と長いが、中学校・高校は3年。人も入れ替わる。何とか折り合いをつけて、学校生活を送れないだろうか? 小学校は転校というテも視野に入れる。学校の仕組みがもっと柔軟になるといいな、とも思う。

新聞の記事で《引きこもり名人が、安心して引きこもれる社会》とあった。

それを読んだ死別シングルマザーの友人が、怒っている。

《私の働いて納めた税金が、引きこもりの生活保障に使用されるのは嫌だ》と。

何処まで保障する必要があるのか。認知症の介護認定の様に、引きこもりの度合いによって生活保障も認定制にすべきなのかも。

双極性障害パニック障害の私でも、正社員として苦しいながらも働き続けてきた。働き続けられたから、軽い症状なのだろうと思われる。が、治療してもナカナカ改善は難しい。

趣味の事や、行きたいライブなどなら外出出来るという、引きこもり(?)もいると聞く。

皆、しんどいんだよ。

他人に寄っかかるのが当然、みたいなインタビューが載ると、かなり腹が立つ。