カラダとココロのスイッチオフする生活

仕事・家事・育児で頑張りすぎない為に

奨学金という名前の誤解

年金だけでは老後のお金が不足するから、2000万円必要。

2000万円っていくらだ?

こんなアホな質問が、口から出るわ。

本当に、2000万円って、いくらよ。

今の政治で、発言をして認められるのであれば《大学補助金の拡充》かもしれない。

大学でも《適度に出席して授業料払っていたら卒業できまーす!》みたいな偏差値の低い大学ではなくて、主に理系のこれから    発展していかなければいけない学部。理系は本当に学費が高いし。

勤務していた会社の会長が《京都大学の山中教授が人の顔見たら寄付してくれて言うんや》と言っていた。

教授がマラソン大会で走るのは、寄付金集め。研究所の職員は契約。教授は優秀なスタッフを確保する為に、研究にあてる時間が寄付集めになっている。

実に勿体無いと思わないか?

高校の進路説明会でビックリしたのは、奨学金の話が大っぴらにされた事。

よく聞くと、奨学金では無くて学資ローン。

私にはアメリカの小説で読んだ奨学金のイメージがある。優秀な学生に与えられる、返済不要なお金。大抵、金持ちの子が親の資産を使わずに進学する為に貰っていた。

今の日本、誰もが大学や専門学校に進学する様になっているのか?

でも、安くない私立大学の授業料。ローンで借りて授業料を作り、卒業後働いて返済する。

要するに、親が学費を貯められなかったら、ローンになる。

これからのマーケットを支えて欲しい世代が、通信料と学資ローンの支払いで追われるのは良くない。

景気の底上げに、通信料の値下げと大学の補助金アップして多少なりとも授業料の値下げ。

人生のスタートに負債は必要無いと思う。