カラダとココロのスイッチオフする生活

仕事・家事・育児で頑張りすぎない為に

何が働き方改革だ?

女性が輝く社会だの、働き方改革だの、あくまで上から目線の政策が気に食わない。

働き方改革は、角度を変えればいいのかもしれない。

が。女性が輝く社会って。何だ?

女性は、結婚しても、子供を産んでも、介護する必要が出てきても、しっかり働け!!と。働いて、所得税を納め、保険料・年金・介護保険料支払えと。

私も働く必要があったから、働き続けた。

当時、私の勤めていた会社は育児休業制度を取得した者はいなかった。育児休業が制定されてから、初めての経産婦だったのだ。育児休業を申請したものの受け入れてはもらえず。《何かあったら休暇は取らせる》との口約束。

出産後、人事異動があり、《何かあったら休暇は取らせる》との口約束も、うやむやに。上司が違うので仕方ない、と諦めた。

産後の会社生活は《仕方ない》の諦めと。仕事は時間内に正確に完璧にと。

実生活は、《アレもコレも完璧でなければ》と。

1日24時間。通勤・仕事・家事、保育園のお迎え。

今から、20年近く前。私の友人達は、結婚か出産を機に退職していた。同期入社の女性社員も然り。

女性が結婚出産しても、働き続けるのが普通になってきた時代ではあるけれど、働かない選択も当然あった。

《何でお母さんは働かないの?》って、ネットニュースであったけれど、《女性は色んな選択があるんだよ》って答えて欲しかった。

角度を変えると、女性は男性よりも選択の幅がある様に感じる。ずっと、会社員で働き続けていたので、そういう感覚もある。

労働組合の役員をしていた事もあって、家庭を持つ男性のシビアな面を沢山見てきたからだろうな。女性も同様なのだろうけれど、逃げ道がある様な気がする。実際に私は今、逃げ道を歩いている。《逃げ道》って嫌な言い方だな。

言い方に、悩まないでおこう。